筋トレを継続するために「どこで鍛えるか」は想像以上に大切です。
僕自身、筋トレを始めてから何度かジムを変えてきましたが、環境ひとつで伸び方やモチベーションが大きく変わることを実感しています。
この記事では、これからジムを選ぶ人・乗り換えを考えている人に向けて、僕の経験から「これは絶対に見ておいたほうがいい!」というポイントを紹介します。
① パワーラックが3台以上あるジムを選ぼう
まず真っ先に確認したいのが、パワーラックの台数です。
特にBIG3(ベンチプレス・スクワット・デッドリフト)を中心に組み立てたい人は、最低でも3台以上のパワーラックがあるジムを選ぶのがおすすめです。
2台しかないジムだと、こんな状況が日常茶飯事になります:
- 片方がスクワット中、もう片方がデッドリフト中 → ベンチができない
- 混雑時間帯は順番待ちで10分以上ロス
- 代替マシンが空いておらず、メニュー変更を余儀なくされる
僕自身、2台しかないジムに通っていたときは、何度も「今日はベンチ諦めよう…」と感じたことがあります。
週3・1時間という限られた時間でやっていると、このロスは想像以上に大きいです。
できればベンチラック(専用台)があるジムなら、より効率よくトレーニングできます。
② 事前にビジター体験して「自分の時間帯」の雰囲気を確認しよう
これ、本当に大事です。
ネットで調べて「よさそう!」と思っても、実際に行ってみたら…
- 想像より狭い
- 器具が少ない・古い
- 混雑がひどく、やりたい種目ができない
- 音楽が大音量で集中できない
など、体感しないと分からないギャップが多いです。
特に見ておきたいのは、自分が通う予定の時間帯(早朝・夜・昼間など)の雰囲気。
同じジムでも、時間帯によって客層や混雑具合がまったく異なります。
僕は初めてのジムに行くときは、かならずビジター利用(もしくは無料見学)をしています。
その時間帯の雰囲気を肌で感じてから、入会を判断するようにしています。
最近は、ビジターOKのジムも増えてきているので、ぜひ活用してみてください。
③ 「安くて便利」なジムこそレビューと見学を大切に
月額3,000〜5,000円で24時間使えるジムが増えてきた今、安くて通いやすいジムが魅力的なのは間違いありません。
ですが、こうしたジムほどレビューやビジター体験での見極めが大事です。
というのも:
- 設備が最低限だったり、更新が遅れていたりする
- 利用者のマナーに差がある
- ラックやダンベルが不足していて自由に使えない
といったことも起こり得るからです。
特に夕方や夜は、学生や若年層が多く集まりやすく、スマホ放置・大声・器具の独占など、集中しづらい環境になることもあります。
もちろん、「安いジム=悪い」わけではありません。
実際に素晴らしい環境のジムもたくさんあります。
だからこそ、ネットの情報だけに頼らず、レビューと現地体験の両方を通じて“自分に合うか”を確かめることが大切です。
④ ネットの評判は“傾向”として見る。鵜呑みはNG
「エニタイムはラックが少ない」
「○○ジムはマシンの質が悪い」
「△△はマナーが悪い人が多い」
こうした情報はネットやSNSでよく目にします。
ですが、ここで気をつけたいのが、
👉 “同じ名前のジムでも、店舗ごとに環境は大きく違う”ということです。
実際、エニタイムでも:
- ラックが1台しかない店舗もあれば、4台以上ある店舗もある
- マシンのメーカーや配置がまったく違う
- 混雑具合や客層も、立地や地域によってまるで違う
「○○ジムはこうだ」という評価が、自分が使いたい店舗に当てはまるとは限りません。
ネットの評判はあくまで“傾向をつかむための情報”として使いましょう。
最終的にはやはり、自分の目で見て、自分の時間帯に体験するのが一番確実です。
⑤ 優先順位は「通いやすさ × 設備 × 混雑具合」
ジム選びのときに僕が意識している優先順位は以下のとおりです:
- 通いやすさ(自宅 or 職場から近い)
- 設備の充実度(パワーラックの数・フリーウェイトエリア)
- 混雑具合(自分の通いたい時間帯の様子)
- 価格(継続できる金額かどうか)
とにかく通いづらいと続きません。
そして、設備が整っていないと「やりたい種目ができない」「待ちが発生する」などのストレスにつながります。
まとめ|“行きたいジム”より“続くジム”を選ぼう
ジム選びで大切なのは、最初にテンションが上がるジムを選ぶことではなく、「通い続けられるジム」を選ぶことです。
- パワーラックは最低3台以上あるか?
- 自分が通う時間帯の雰囲気はどうか?
- マナーや混雑具合にストレスを感じないか?
- ネットの情報は鵜呑みにせず、自分の目で見たか?
こうした視点を持ってジムを選べば、トレーニング環境のストレスは一気に減ります。
週3・1時間でも100kgを達成できたのは、トレーニングを続けられるジムを選べたからこそです。
ぜひあなたも、長く続けられるジムを見つけてみてください。
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